"CDを流通に通してもらうまでにやらなければいけないこと。それは宣伝用のテキスト制作です。このCDがどういう企画で、どういうアーティストが参加しているのか、セールスポイントと曲目、価格などの情報を文字に起こして、業者に送ります。業者は毎月、ショップに配布するカタログ冊子がありして、そこには来月に出る予定の新譜情報がいっぱい載ってます。そこに先ほどの文字資料を入れてもらうんですね。タワーレコードやHMVなど、大手ショップのバイヤー(仕入れの担当者のことです)はこの冊子を見て、どの新譜を何枚入荷しようか検討するわけです。よく新譜の告知サイトや、雑誌、CDの帯などで「小西康陽も絶賛!」「小山田圭吾推薦!」といった推薦コメントなどを見かけますが、これはCDを実際に買うお客さんだけでなく、バイヤー向けでもあるんですよ。そりゃあバイヤーにしてみればどこの馬の骨かもわからないやつのCDを入れて在庫余らせてしまうなんてのは嫌ですし、誰かの名前を出すことで、どのジャンルの人に聴いてほしいのかわかりやすくするわけです。僕も推薦コメントを誰かに頼もうと考えましたが、無理してお願いするのも違う気がして結局やめました。このとき僕が制作したテキストは、自分のブログにも転載しています。
http://d.hatena.ne.jp/hitachtronics/20110528"